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和「……須賀くん」 京太郎「ん、どうした?」 和「どうして、昨日はあんなに早く帰ったんです?」 京太郎「いや、まぁ、色々とな」 和「……そうですか。ところで、放課後のデートは楽しかったですか?」 京太郎「な、なんで知ってるんだ!?」 和「何でだろう……でも、知ってるんです」 京太郎「と、ところで和!今日は暇あるか?」 和「…………」 京太郎「クレープとか、食べないかなぁーって……」 和「……ほんと?」 京太郎「あ、ああ!好きなの奢るよ!」 和「……約束、しましたからね?置いて行ったりしちゃ、嫌ですからね?」 京太郎「ああ、じゃ、また後でな」 和「はい、また。ねぇ、エトペン。彼、やっぱり私のこと……うふふ……」 エトペン「…………」 カンッ!
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ある日、ヒウンシティで奇妙な事件が起きた。 砂まみれのタブンネの集団が、列を成してヒウンシティに進入してきたのだ。 十数匹はいるであろうタブンネ達は、目は虚ろで、長い間何も食べていないのか、ひどく弱っていた。 おそらくタブンネ達は野生ポケモンとの競争に破れ、安泰の地を求めここまで来たのだろう。 街を行き交う人々は、その奇妙な光景に驚きを隠せないでいた。 人々は道を譲るかのようにタブンネ達を避けている。 噴水のある広場についた時、千鳥足のタブンネ達は甘い香りに襲われた。 「ミィ…ミィ…ミィ?ミィミィ!」 匂いの元はクレープの出店だった。人々は、車の中にいる店員からクレープを受け取り、美味しそうに食べている。 それを見たタブンネ達は今までの疲れはどこへやら、出店に向かって一斉に走り出した。 「ミィミィ!ミィミィミィ!!」「ミィ~ミィミィ!」 車の周りに並んでいた人々に割り込み、店員に向かって両手を差し出し必死にミィミィと鳴き始めた。 一瞬の出来事に客は困惑の表情を浮かべ、足下で店員に必死に媚び、餌をねだるタブンネ達を凝視していた。 店員も完全に困ってしまい、1分ほどあたふたした後、一つのクレープをタブンネの集団にひょいと投げ入れた。 するとタブンネ達はクレープに群がり醜い争いを始めた。一匹のタブンネがクレープを取ると、他のタブンネ達がそのタブンネにのしかかりクレープを奪おうとする。それが何回も続いた。 やがて残ったのは砂と埃まみれになったグチャグチャのクレープだった。タブンネ達も傷だらけで、体力を消耗しただけだった。 「ミィィイイイイイ!!!!」 怒り狂ったタブンネが、クレープを持って唖然としていた少年に襲いかかった。 それを見た他のタブンネ達も、チャンスとばかりに少年を襲い始めた。 体中を足跡だらけにされクレープを奪われた少年は地面にひれ伏していた。 それを尻目に、タブンネ達はクレープに食らいつき、あっと言う間に食べてしまった。 イッシュ地方のとある森にタブンネさんの集落がありました。 その集落はイッシュ地方では有数の勢力を誇る群れです。 「ミッミッ!」「ミィミッミッミィ!」 どうやらこのタブンネさん達はヒウンシティに集団で突撃することを計画しているようです。 近年の大寒波による影響で主食の木の実が取れなくなっているのでしょう。 タブンネさんたちは大量の食べ物を求めて人間から略奪することを決めました。 そして作戦当日・・・ 大量のタブンネさんたちは深夜にこっそりと橋を渡りヒウンシティにつきました タブンネさんたちの生と死をかけた略奪作戦が幕を開けた・・・ 「ミィィィィィィッーーー!」 ヒウンシティに着いたタブンネさんのリーダーは雄叫びをあげました。 興奮するあまりに大声を出してしまったのでしょう。 「うるせーぞ!この糞豚!」 一人の通りかかったサラリーマンが罵声を浴びせました。 どうやらよほどあの甲高い声が耳ざわりだったのでしょうか。 「何時だと思ってやがんだゴミ豚がぁ・・・」 サラリーマンがそう言ってタブンネの集団に近づいていくと 「ミィィィッ!」 何とタブンネのリーダーは口から火炎放射を吐いたのです 「ぎゃあああああっ!」 サラリーマンは瞬く間に燃え上がり、火だるまになってしまいました。 「ミィミィ!」「ミィィ!」 火が鎮火すると、タブンネ達はクロコゲになったサラリーマンを集団で取り囲み、荷物や衣服をあさりました 「ぐっ・・・やめろ・・・」 タブンネの集団に襲われ抵抗できないサラリーマンは掠れた声をあげるも、荷物や衣服をタブンネ達に取られてしまいました。 「ミッミッ!」 タブンネ達は物陰に逃げていきました。 一日目からこの収穫に大喜びのタブンネさん、日が昇った時にどんな悪行を見せてくれるのでしょうか。 日が昇り、朝を迎えました、町の奥深くに巣を作り、そこを拠点に生活していくつもりでしょう。 ちなみにその元々の持ち主はヤブクロンたちの巣で、餌を取りにいっている親分のダストダスが居ないのをいいことに ヤブクロン達の巣に夜襲を仕掛けて巣を横取りしたようです。 「ダス?」 どうやら親分のダストダスが帰ってきたようです。 「ミッミィ?」 呑気にも豚ケツを晒しながら寝ていたタブンネさんたちはその異臭で目覚めました。 「ダスーーー!」 周囲には子分のヤブクロンの死体が転がっていて、巣を強奪されたダストダスは怒りに燃えていました。 「ミィィィッ!」 リーダーのタブンネはサイコキネシスを繰り出し、ダストダスの動きを封じました。 なぜこのリーダータブンネはこんな高レベルの技が使えるかというと、このリーダータブンネは元々捨てタブンネであり しかも個体値は5v、努力値もSとCに振られており技構成も強力な技で固めた強力なエリートタブンネだからです 「ダ・・ダス・・」 そしてダストダスの息の根を止め、そろそろ町に略奪しに行く時間になりました。 町にはすでに人間であふれ返っており、餌には困らない、そう思ったタブンネさんたちは町に出向く準備を始めました。 まずタブンネさんたちは5チームほどに分かれて行動することにしました、糞豚にしてはよく考えましたね。 リーダータブンネを中心にした集落の上層部で固めたチーム 父親タブンネを中心にしたチーム 後は対して力のないタブンネで固めた捨て駒チーム といった感じに分かれました 「ミッミッ!」 そう鳴くと最後かもしれない挨拶を交わし町に飛び出して行きました。 「ミィミィ・・・」 捨て駒タブンネ達は途方に暮れていました。 何せ能なしの豚なので人間から略奪するやり方を実践できず戸惑っています。 町の郊外の人気が少ない公園でタブンネ達は一人で迷子になっている5、6歳の子供を見つけました。 「パパとママはどこに行っちゃったんだろう・・・」 この弱そうな子供ならいける!、そう思ったタブンネ達は子供にたいあたりを仕掛けました。 「いたっ!」 タブンネの体当たりを食らった子供は転んでしまいました。 「ミィィィ!ミッミッ!」 タブンネは集団で子供を取り囲み、そしておやつを奪い取ってしまいました。 「たぶんねはやさしいぽけもんのはずなのに・・・」 子供は泣き出してしまいました。 そしてその横でドヤ顔で勝ち誇るタブンネさんたち。 この捨て駒害獣に天罰は下るのか!? 「コラァー!うちの子供に何をするー!」 どうやら子供の父親が現れたようです。 「ミィッ!?」 父親は意地汚いタブンネの尻尾をつかみ地面に叩きつけました。 「ミギャッ!」 「この豚がァ!意地汚い手でうちの子供に触りやがって!」 そう言いながらタブンネを何回も地面に叩きつけた後、思い切り顔面パンチを喰らわせたようです。 「ミィッ!」「ミギャァァァッ!」 タブンネが殴られているのを見て他のタブンネ達は一目散に逃げ出してしまいました。 「ミィィィィ!!!!」 恐怖と絶望に駆られながら必死に逃げていく姿はとっても滑稽です。 ドン! 「ミィッ!?」 「あでっ!」 どうやら必死に逃げている最中に一人の男性とぶつかってしまったようですね。 「何やこの糞豚ァ!」 そう言うと男はタブンネに全力の蹴りをお見舞いしました 「ミヒィィィィィ!」 気持ちのいい音がして吹っ飛びましたねぇ、いやぁ愉快愉快。 「ミィィィッ!!!」 そうしている間にどうやら男は糞豚に囲まれていたようです ホントにタブンネというのは弱い相手を集団でボコることしかできないんですねぇ、正に豚にふさわしい戦法です。 「ミッミッミッ!!」 一匹のタブンネが男に飛びかかりました、しかし男はすぐさまモンスターボールを取り出しポケモンを繰り出しました。 「出番や!ボーマンダ!」 モンスターボールから現れたボーマンダは男を乗せて宙に舞い上がりました タブンネさんはこいつにも勝てないと思い、また逃げ出してしまいました、ワンパターンにもほどがある、さすが単細胞。 「調子に乗ってるタブンネには罰を与えないとなぁ・・・なぁボーマンダ?」 「グルルルゥ・・・」 ボーマンダが軽くうなずくと、男はボーマンダに流星群を命じました 「ミィィィィィ!」「ミヒィィィィ!」 必死に逃げるタブンネ、しかし・・・ 「ミギャァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」 バシュウゥゥ!と言う快音と共に薄汚い豚の断末魔が響き渡ります ほぼ全てのタブンネに流星群が直撃し、タブンネは息絶えました 「ミィミィ・・・」 どうやら1匹だけゴキブリ並みの生命力で生き残っていたようです。 男に助けを求めましたが、頭を踏みつぶされ、息絶えてしまいました。 「マンダのりゅうせいぐんはつよい」 そう男は言うと、横たわっている屑肉を後にして町の中へ入って行きました。 「ミィミッ・・・」 必死に逃げるタブンネ達、そんな害獣達が行きついたのは町のゴミ捨て場でした。 「ミィ!」「ミッミッ!」 何とゴミ捨て場のゴミ袋には沢山のまだ食べられる残飯があるではありませんか! 「ミィミッミッミッ・・・♪」 必死に残飯を貪り食うタブンネ達、しかしそこに二人の男が現れたようです。 「来てるなぁ・・・今週も哀れなタブンネ達が」 「先輩、とっととこんな豚片づけて仕事終わらせましょうよ」 今日は水曜日、タブンネの日だったのです。 「ああ、そうだな・・・」 男達はタブンネに手をかけゴミ収集車に入れようとします 「ミィィィッ!」 タブンネさんは生意気にも男をひっかき始めたのです 男はそれにキレたのかタブンネにラリアットを与えました 「汚い手で触るな!豚!」 「ミギャァァァァァ!」 その光景を見て他のタブンネ達は恐怖のあまり固まってしまいました。 「先輩、そういえば今週からタブンネを回収するときには両耳と両手を切って収集車に入れろって言われてましたよ」 「そう言えばそうだったっけなぁ・・・めんどくせぇな…」 そしてタブンネたちの両手両耳の切断が終わると次々に男達はタブンネ達を収集車に入れていきました。 「ミィィィィィィッッッ!!!」「ミッミッ!」 豚の声が響く中、子タブンネ達はなぜか無事でした 怯えながらどうして自分たちは手と耳を切られないんだろうと不思議に思っていたら 「お前たちは明日回収してやるからな、楽しみに待ってろよ」 そう男が言いました、子タブンネの日は明日だからです 「それじゃあ先輩、行きましょうか」 もう一人の男がそう言うとミィミィと泣き叫ぶ子タブンネを尻目に収集車は去って行きました。 一方、食料を求めて町の港方面に到着した父親タブンネ達、子タブンネも一緒です。 父親タブンネ達が取った戦法はなんと物乞いをすることでした。 自分たちの可愛さによほど自信があるのでしょうか、それに子タブンネも一緒だと同情をして貰えるとでも思ったのでしょう。 「ミィミィ・・・」「ミィ・・・ミッ・・・」 わざとらしく道端に同情を誘う泣き声を上げて座り込むタブンネ達、その瞳はまさしく食べ物を下さいとでも言わんばかりの目でした。 「かわいそうに・・・」「ほら、オボンの実だよ」 なんと道行く通行人は媚びたタブンネ達に騙されたのか次々にタブンネに餌を与えるではありませんか。 世の中チョロいな、内心タブンネ達はそのようなことを思いながら餌を貰っていたそうです。 そんな中、媚を売り続けるタブンネさん、しかし1匹の媚豚の前に一人の青年が姿を現しました。 「ミィミィ・・・」 タブンネは他のタブンネと同様に可愛らしい鳴き声で助けを求めました。 「(これはタブンネ・・・大方町に居るのを見ると恐らく物乞いに来たのだろう・・・)」 そう青年は思うとタブンネに手を差し伸べました。 「おいで、タブンネ」 「ミッミッ!」 タブンネは嬉しそうな鳴き声を上げ、青年に抱きつきました。 「(随分面白そうな玩具が見つかったな・・・少しこの豚で遊んでやるか)」 タブンネを抱きかかえながら悪巧みをする青年、そして少し歩くと公園に着きました。 そこには大量のタブンネの残骸と泣きながら身を寄せ合っている子タブンネ達が居ました。 「ミィミィ!」 タブンネはその光景に驚きます、何せ自分たちの同胞の残骸が有ることに。 「ほう・・・」 青年はとあることを思いつきました。 「ミィ!ミィミィミッ・・・」 タブンネはとても自分達はかわいそうだよと言いたげな様子です。 「いや、タブンネちゃんはとても幸せだよ、こんなに沢山のおやつが食べられるなんて」 そう青年はタブンネの残骸を指さしながら言いました。 「ミィィィィィィ!?」 そう甲高い豚声を上げると、こんなものが食べられるか!と怒り始めました。 「いやぁ、とてもタブンネちゃんは幸せ者だなぁ」 青年は笑っています。 「ミッミッ!ミッミッ!」 タブンネは怒りながら帰ろうとしました、しかし・・・ 「わがままだなぁ、タブンネちゃんは、お仕置きをしないと」 青年はそう言うと、キノガッサを繰り出し、そしてタブンネに向けてタネマシンガンを命じました 「ミギャァァァァッ!!!」 どうやら急所に当たったようですね。 「ミィミィ・・・」 タブンネは青年に土下座を始めました、当然青年は許しません。 必死になって許してもらおうと土下座を許してもらおうとするタブンネ。 しかし青年はタブンネの謝罪を無視してキノガッサで殴り続けます。 「いいサンドバッグだ」 青年は快楽の表情に満ちていました。 「ミガァァァァァァァァ!」 遂にタブンネは逆上してしまいました、青年とキノガッサに向かってすてみタックルを放ちます。 「無駄だ!ナットレイ!」 青年はモンスタボールからナットレイを繰り出しました。 タブンネはナットレイに激突してしまいました。 「ミギャァァァァァ!」 タブンネの体に鉄のトゲがぐさりと突き刺さる、すでにタブンネは血まみれだ。 「おい糞豚、そこでうずくまっている子豚たちを俺の気がすむまで殴れ、そうしたら命だけは助けてやる」 青年は恐怖に怯えうずくまっている子タブンネを指さした。 「ミッミッ!」 タブンネはイヤイヤと首を横に振る。 「キノガッサ!やどりぎのたねだ!」 タブンネの体にやどりぎのたねが植え付けられた。 「早くしないとお前まで死んじゃうぞー♪」 青年はタブンネにそう告げると、タブンネ 青年はタブンネにそう告げると、タブンネは子タブンネを殴り始めました。 「ミギャ!ミギャ!」「ミィィィィィィ!」 生き残るために必死に子タブンネを力いっぱいぶん殴るタブンネさん、その姿はとても哀れです。 そして、1時間ほど経った頃、青年はタブンネに子タブンネを殴るのをやめさせました。 「もう止めていいぞ、汚らわしい豚ども」 「ミッミッ・・・」 タブンネは安堵の表情を浮かべます、しかし、そこに青年はさらに追い打ちをかけるのでした。 「地獄でも幸せにな、やれ、ヨノワール」 青年はボールからヨノワールを出しました。 ズズズズ・・・ 鈍い音がすると、ヨノワールの後ろに暗黒空間が現れました。 そして、ヨノワールはタブンネと子タブンネをつかみ、暗黒空間に連れて行こうとします。 「ミィィィィィィィ!」「ピィピィ!ピィピィ!」 泣き叫ぶタブンネ達、タブンネには野生のカンなのか、暗黒空間が何を意味しているのかが何となくわかってしまうのでした。 タブンネは必死になってヨノワールの手から逃げようとしますが、ヨノワールの握力は凄まじく、豚がどうにも出来るものではありませんでした。 「ミィィィィィ!ミィィィィィィ!」「ピィィィィィィィィィッ!」 そして、タブンネ達は暗黒空間に呑まれてしまいました。 害獣たちは、二度とこの世に戻ってくることはないでしょう、タブンネ。 「いいストレス解消になったな、行こうぜ皆!」 こうして、公園に居た捨て駒タブンネ達は全て善良な市民によって駆除されたのでした。 リーダータブンネ編 「ミッ!ミィィィィィィッ!」 リーダータブンネ達は街に出るととても興奮し、街中を見渡します、何せ初めての大都会です。 今までに小規模の村や、町などを襲撃して来たことはありますが、今回はスケールが違います。 「ミィミィ・・・」 さて何を奪おうか・・・そう考えていると、タブンネ達は甘い匂いを嗅ぎつけました。 「ミッミッ!」 甘い匂いのする方に行ってみると、そこでは美味しそうなヒウンアイスの屋台がありました。 「まだかなぁ」「とても美味そう!楽しみ!」 屋台の前には沢山の人間が並んでいました。 これだ!と思ったタブンネ達は我先にとヒウンアイスの屋台に突撃を開始しました。 「ミィミッミッ!!!」「ミガァァァァァ!!!」 タブンネ達は、行列を無視して屋台の店員にアイスをねだり始めました。 「こらこら、いくら可愛いからって割り込んじゃだめだぞ、タブンネちゃん」 店員はそう注意すると、タブンネを退かそうとしました。 「ミィィィッ!ミッ!!」 リーダータブンネは逆上し、冷凍ビームを店員に向かって放ちました。 「グブッ・・・」 冷凍ビームは店員の腹部に直撃し、店員はその場に横たわってしまいました。 「キャアアアアアア!」 屋台の周りは大パニック、その間にタブンネ達はアイスをたくさん抱えて一目散に逃げて行きました。 「ミヒヒヒヒッ!」 とても悪い顔で屋台から逃げていくタブンネ達、正に糞豚ポケモンです。 「ミィミィ~♪」 横たわる店員の前で店員を馬鹿にするように尻尾を振るリーダータブンネ。 そして、タブンネ達は街の物陰に逃げて行きました。 「ミッミッ!」「ミィ~!」 リーダータブンネは巣に戻り、仲間の帰りを待ちました。 しかし、いつまでたっても捨て駒タブンネの帰りはありません。 物乞いをしていた父親タブンネと子タブンネの姿はちらほらありましたが、捨て駒タブンネは一匹も帰ってきませんでした。 「ミッミッ・・・」 使えないやつらめ・・・とリーダータブンネは思いました。 「ミィミィ!ミィミィ!」 子タブンネが叫びました、どうやらお腹がすいているようですね。 リーダータブンネは子タブンネにアイスを与えました。 「ミィミッ♪」 幸せそうな表情でアイスをむさぼる子タブンネ。 「ムニャムニャ・・・ミィミィッ♪」 そして、今日は疲れてしまったのか子タブンネたちは寝てしまいました。 夜も更ける頃、リーダータブンネも寝床に着きました。 明日の夜には森へ帰ろう、そうリーダータブンネは考えていました。 リーダータブンネ達は朝になると、スーパーマーケットに向かって歩き始めました。 「ミッミッ!」「ミィミィ!」「ミィミッミッ!」 今日は何と残ったタブンネたちによる総力戦のようですね。 そんな中、街中ではタブンネ達の噂が飛び交っていました。 「タブンネに気をつけろ!」「あのかわいいタブンネが害獣だったなんて・・・」 街中は厳戒態勢、特にリーダータブンネはお札付きみたいですね 「このタブンネは…」 リーダータブンネの写真を見て、一人の青年が何かを思い出したように言いました。 「耳にある少し目立つ傷、間違いない」 どうやらこの青年はリーダータブンネの元トレーナーのようです。 「昨日少しタブンネ達を可愛がってやったが、あいつの手下だったわけか…」 「ちょうどいい、あの糞豚を始末してやるか、糞豚は経験値だけは高いしな、いいトレーニングになるだろう。」 青年はそう言うと、ふと何かを思い出しました。 「おっと、今日は友人のお見舞いに行く用が有ったんだ、糞豚狩りはそのあとだ」 青年は急いで病院に向かいました。 「すまんな、遅くなって」 青年は友人に送れたことを謝罪しました。 「いやいや、大丈夫だよ」 友人はそう言うと、青年が質問をしてきました。 「しかしなんで全身を火傷したんだ?」 青年がそう聞くと、友人はこう答えました。 「タブンネにやられたんだ、クソッ、あの贅肉だけが取り柄の糞豚のくせに…」 友人はとても悔しそうに答えました。 「タブンネだと!まさかそのタブンネ、耳に目立つけがをしていなかったか?」 青年はさらに友人に質問をしました。 「ああ、そんな感じだったような…」 友人はそう答えました。 「おのれ糞豚、もう許さん…」 青年は怒りに燃えていました。 「そんなこともあろうかと、今日は害獣狩りのスペシャリストを呼んでおいたんだ、よかったら君も手伝ってくれないか」 友人はそう言うと指パッチンを鳴らし、合図を出した。 ガラガラッ! ドアが開くと、一人の男が現れました。 「どうも、Mですわぁ…」 Mと名乗った男は友人に狩猟対象を確認してきた。 「このタブンネというポケモンで宜しいでしょうか」 Mはタブンネの写真を友人に見せつけた。 「ああ、憎たらしい顔してるだろ、このポケモン」 友人はそう言うと、青年を指さしこう言いました。 「こいつはおれの親友、とても腕利きのトレーナーだ」 「よろしく」 Mは青年の方を見ると、青年に挨拶をしました。 「ああ、よろしく頼む」 青年は挨拶を返すと、Mと共にタブンネ狩りに出かけました。 「よろしく頼むぞ、二人とも」 友人はそう言うと、二人を見送りました。 「ところでタブンネはどちらにいるのですか?」 青年はMに聞きました。 「さっきスーパーマーケットの近くで見かけましたわぁ…」 Mはそう答えました。 「あ、あれは!」 青年たちがスーパーマーケットに着くと、そこには20匹ほどのタブンネがいました。 「ミィミィ!ミィミィ!」 タブンネ達は、店の前を桃色の贅肉で塞いでいます。 「ミッ!ミッミィ!」 どうやらタブンネ達は店員に食べ物を要求しているようですね。 「どうしましょうか、このポケモン…」 店員は困った様子でタブンネを見ていました。 「少しかわいそうだけど、力ずくでどいてもらうしか…」 もう一人の店員がそう言うと、タブンネを退かそうとしました。 「ミィィィィィィィ!」 リーダータブンネが逆上し、店員に冷凍ビームを発射しました。 「ギャアアアアアア!」 店員に冷凍ビームが炸裂すると、タブンネ達は店のドアから一斉に店の中に入って行きました。 「ミィィィッ!ミッミッ!」 店の中は大パニック、タブンネ達は食料めがけて猛突進。 「まずい!あいつら食料を…」 青年はそう言うと、店の中に突撃していきました。 「タブンネ狩りの始まりですわぁ…」 こうして、人間対タブンネの戦いが始まった。
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オートクレール(Hauteclaire)(*1) CHARM 世代 第2世代?(*2) 形式番号 正式名称 開発企業 グランギニョル社 機能 変形(*3) アーセナル 使用者 楓・J・ヌーベル[ユニーク機](*4) 登場作品 舞台「アサルトリリィ・新章」 大島近海ネスト調査隊編『金瘡小草の咲く時』舞台「アサルトリリィ・新章」 大島近海ネスト調査隊編『玲瓏たる深潭』 デザイナー 解説 グランギニョル社の技術の粋を集めて開発された楓・J・ヌーベル用のユニーク機。(*5) 機体の姿勢を自動で調整する機構が採用されており、これは何かしら特定のスキルや異能に対応したものだという噂が流れている。(*6) 量産する気があるのか怪しいくらい高額な開発費がかかっている。 思想面であわないユグドラシル社の機体ネイリングの可変機構が楓の変形時のマギの流し方に合う事が判明し、巨額の使用料を払って同種の可変機構を搭載している。(*7)
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DC4/W81-075 カード名:ワンダーランドのうさぎさん 諳子 カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:2 コスト:1 トリガー:1● パワー:2000 ソウル:1 特徴:《Anniversary》・《魔法》・《料理》 【自】あなたがこのカードの『助太刀』を使った時、あなたの、《Anniversary》か《魔法》のキャラがいるなら、あなたは自分のバトル中のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。 【起】●助太刀2500 レベル2 [①手札のこのカードを控え室に置く](あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2500) はい、カフェオレとクレープ、お待たせしましたー レアリティ:C サーカス 20th Anniversary収録
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階級 名前 クラス Lv 転生 マスター Lalf S 107 120転生 サブマスター 侑貴 F 108 115転生 開発担当 dall F 102 118転生 保守担当 takataka M 101 訓練担当 功太 F 118 ヘッポコ修行㊥ 戦闘担当 smnmtm V 96 115転生 一般 CHUN M 95 115転生 一般 荒鷲 F 101 一般 オジンガー S 110 @5 一般 九十九尾 V 94 マダマダ・・・w 一般 taiji F 103 一般 ジーナシス S 100 一般 ブリオン S 98 一般 どん S 102 一般 マリメッコ F 101 一般 クレープ F 100 一般 まーじー M 95 一般 ヴァンv-v M 93 一般 ぢゃいふぁん F 70 一般 鐘馗 F 95 一般 ポーズ V 98 一般 monmon S 116 一般 紅帝 M 100 一般 猫軍曹 S 111 一般 紅月かれん V 104 一般 紅櫻歌 M 96 一般 agashi S 101 125転生 一般 弱支援 S 93 一般 hito14 V 101 115!
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魔匠(実習区)クリアで大烈風って書いてあるですが詳細を教えて欲しいです -- (名無しさん) 2022-12-01 10 13 02 ↑100Fクリアでクラフトできるようになります。表現を変更しました -- (名無しさん) 2022-12-01 17 16 56 大烈風や必中作るなら霧源。裂魔の薄羽根=11~13F・31~33F、金銀鉱=14~16F(オブジェ ゴブ)・23~27F(ゴブ)・47~49F(オブジェ)、風切りの羽根=17~21F・28~30F(ハーピィ系)、風の欠片=緑水晶・24~30F(オブジェ)と全てが集まっているので。 -- (名無しさん) 2023-03-01 12 53 57 大烈風に関しては量が量なんでたぶん幻魔の結晶泉で緑水晶破壊し続ける方が楽そう -- (名無しさん) 2023-03-01 13 28 52 ↑確かに。今まで霧源で説得リセマラで集めてたわ・・・orz -- (名無しさん) 2023-03-05 17 27 40 大烈風や必中をクラフトしに潜る際は、必ず魔匠の腕輪を持参しているか確認しましょう!せっかく何時間もリセマラして素材を揃えても作成できませんから…これは実体験から来るアドバイスです(血涙) -- (名無しさん) 2023-03-16 06 06 14 裂魔の薄羽根が絶望的に落ちねぇ -- (名無しさん) 2023-03-18 15 31 09 霧源で説得する場合、おそらく裂魔のドロップ率は30~40人に1~2個の確率。とにかく低くレア3枠の腕輪より出にくい。好感度☆5と最大でのドロップ率の差異は不明。 -- (名無しさん) 2023-03-25 19 36 06 種族特攻の倍率は1.5倍で合っていますか?トルネコ3のようにドラキラだけ謎に低いとかそういうのあったりしますか? -- (名無しさん) 2023-06-08 07 38 18 霧源の金銀鉱14〜16F、掘り出し物3人で30分周回したけど一回も出ない。猫飯の練乳クレープはレアドロップアップだと思う。必中の剣に必要な素材は魅了やプレゼントでほぼ揃ったよ -- (名無しさん) 2024-01-14 08 51 34 ↑の者だけど、2本目作成したんで追加です。 -- (名無しさん) 2024-01-14 13 00 24 送信してしまったごめん、猫飯練乳クレープの効果ターンを考えると27fまでに必中の剣を作成しないと沼にはまる。出来れば16Fまでに列魔の薄羽根と金銀鉱を集め終えたい。1本2時間前後で作成出来ました、ドロップ情報に感謝です -- (名無しさん) 2024-01-14 13 06 19 村長の試練2の床落ちでもグングニル出ました -- (名無しさん) 2024-03-17 19 53 13 ↑破壊の斧も村長の試練2の床落ちで出ました -- (名無しさん) 2024-03-20 19 54 26
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「かなえキッチン」復刻とお取り寄せ - ごはん日記 08年12月-4 « prev next » ごはん日記 お取り寄せ情報 2008年12月13日 (土)「Dr. Stuart sのミントティ」 2008年12月13日 (土)「京橋千疋屋・焼きりんごのワッフル」 2008年12月14日 (日)「大好きなチョコレート」 2008年12月14日 (日)「セル・ドゥ・メール ☆海塩結晶入りバター」 2008年12月15日 (月)「CLARINES・クラリン」 2008年12月15日 (月)「子供たちが作ったお菓子」 2008年12月16日 (火)「オーガニックハーブティーPUKKA」 2008年12月16日 (火)「京橋千疋屋のフルーツババロア」 2008年12月16日 (火)「Sablierのクレープと美味しい紅茶」 2008年12月16日 (火)「PAULのパンでディナー」 « prev next »
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347 時給650円 sage 2007/10/15(月) 03 59 13 ID D8b/QqQN 「お兄ちゃま、これ、ホントにおいしいねぇ」 詩穂が満面の笑みを浮かべて、コアラのように“兄”の腕にしがみつく。 「――だな。千円も取りやがるだけのことはある、かな?」 その日の放課後、喜十郎と詩穂は、通学路の人気スポットの一つである『大黒屋』で並ぶこと20分、ようやく“妹”目当てのジャンボクレープを手に入れ、そのまま同じ学校の生徒が寄り道でにぎわう商店街を歩いていた。 桜とあんなことがあった後なので、正直に言えば買い食いなどする気分ではなかったのだが、まあ、そんなクサクサした気分で帰宅するのも、喜十郎としては躊躇われた。 それに“妹”たちを、無用に挑発する行為は、これまで以上に避けねばならない。約束をすっぽかすなど、もってのほかだ。 まあ、シラフの時の詩穂は、妹たちの中でもかなりの癒し系である。 ヘコんだ時に、女の子に癒されるというのも、決して悪い気分ではない。 詩穂と喜十郎の片手には、それぞれジャンボサイズのクレープが握られていた。 まあ、女の子が甘い物好きなのは当然だからいいとしても、喜十郎自身は自他共に許す辛党であるため、このパフェ並みにごてごてに膨らんだクレープは、彼にとっては結構きびしい。かといって―― 『そんなに美味けりゃオレの分やるから、お前食え』 などと、ムードぶち壊しの一言を、この喜色満面の“妹”に言えるほど、彼は残酷ではない。 しかしこの、一見バカップルにしか見えないくっつき方で歩くのも、実際つらい。 それが、いつクラスの悪友たちに出くわすかもしれない、この商店街では特にだ。 348 淫獣の群れ(その6) sage 2007/10/15(月) 04 01 07 ID D8b/QqQN 「取り合えず詩穂、歩きにくいし、少し離れないか?」 「ええ~~~~っ、お兄ちゃまは、詩穂とくっつくのがいやなのぉ?」 「いや、そうじゃなくてさ、その、何だ――制服にクリームが付いちまったら、困るだろ?」 「却下」 「……少しは考えようよ」 「いいもぉん。クリームが付いたんなら、詩穂がキレイにしてあげるだけだもぉん」 そう言うが早いか、詩穂は“兄”の腕をさらに引き寄せ、同時に自分も背伸びをする。 そして――彼の頬に付着していた抹茶クリームを、れろり、と舐め取った。 「こんな風に、ね」 「……しほ……」 「えへへへへ……お兄ちゃまも、詩穂が汚れたらきれいにしてくれる?」 真っ赤になりながら、上目遣いに尋ねるその“妹”の表情は、風呂場やベッドでは見せない、年齢相応の可愛げに満ち溢れていた。 「うん……まあ、考えとくよ……」 その愛嬌のカタマリのような笑顔を前に、こんな気の利かない返事しか返せない自分が、喜十郎は非常にうらめしかった。 「お兄ちゃん――?」 血が凍った。 それまで汗ばみそうだった蒸し暑さが、一斉に冷えた。 「かなえ……?」 次の瞬間には、胸元にタックルを受けていた。 喜十郎の眼に焼きついたのは、背までなびいた黒髪と、左右に一本ずつの三つ編み。 その人間サイズの柔らかい弾丸を反射的に抱きとめ、勢いで倒れそうになるのを踏ん張り、こらえ、持ちこたえる。 「お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃんっっ!!」 「――かなえ……どうしたんだ、お前……?」 「どうしたじゃないよっ! どうした……じゃ……ぅぅぅっ……!」 そのまま身体を預けて泣き出してしまう可苗。おろおろしながら、そんな彼女と周囲を見回す喜十郎。そんな二人をぽかんと見つめる詩穂。 商店街の通行人たちも、足こそ止めねども、その視線を思わず向けてしまう光景。 やがて、喜十郎の目付きが変わった。 その瞳から怯えと驚きは消え、覚悟と冷静さを取り戻した“兄”の相貌に戻った。 その瞬間を、通行人を含む夥しい注視の中で、詩穂だけが気付いていた。 349 淫獣の群れ(その6) sage 2007/10/15(月) 04 03 59 ID D8b/QqQN 「――詩穂」 「うっ、うん」 「悪いがデートはここまでだ」 「ええっ!?」 「こいつを家の方まで送っていかなきゃならねえ」 「でっ、でも、お兄ちゃま……」 「覚えてるだろ? オレの妹の可苗だ」 喜十郎は、そっといとおしむように、泣きじゃくる可苗の頭を撫でる。 「帰ったら、深雪に伝えといてくれ。……今日は多分、メシはいらねえ」 「お兄ちゃま……」 なおも、詩穂は喜十郎に何か言わんと食い下がるが――。 「ほら可苗! もう泣くなったら、恥かしい!」 もはや“兄”の眼が詩穂に向けられる事は無かった。 「……だってぇ……だってぇ……お兄ちゃぁあん……」 詩穂が気付いた時は――可苗が、さっきまでの詩穂以上の密着度と甘えた態度で“兄”にくっつき――二人の姿は、商店街の人ごみの向こうに消えていた。 そして可苗は、最後まで詩穂に一瞥すら向けなかった。 「うおっっっ!?」 素っ頓狂な声を出して、通行人の一人が転倒する。 思わず振り返った詩穂が見たのは、その通行人に踏まれ、足を滑らせた原因であろう物体――可苗を抱きとめる瞬間に“兄”が反射的に手放した、大黒屋のジャンボクレープ……。 詩穂は、その無残に踏み潰されたクレープに、胸の奥にズキリと、電流を流されたような痛みを感じた。 350 淫獣の群れ(その6) sage 2007/10/15(月) 04 05 55 ID D8b/QqQN 綾瀬可苗――綾瀬六人姉妹の従姉妹にして、綾瀬喜十郎の実妹。 中学三年生、つまり本家でいえば、深雪と同い年(15歳)ということになる。 この少女は、およそ人類が羨むべきほぼ全てに恵まれて、この世に生を受けた。 ――美貌、頭脳、身体能力、性格、雰囲気、要領、手先の器用さ……。 数え上げれば切りが無い。 完璧超人とは、この少女を指すのであろう。可苗を普通に知るほぼ全ての人々が、この意見に異を唱えない。 無論、六人姉妹だとて、個々のレベルは高い。 男から見たとき、同世代の少女たちと比較しても、その魅力のハイレベルさは歴然だ。 しかし、それでも総合評価では……やはり可苗に一歩譲らざるを得ないだろう。 それほど可苗は、バランスの取れた、いわば反則的に“何でもアリ”の少女だった。 その美貌は、彼女の通う女子校で『開校以来の美少女』と謳(うた)われ、 その頭脳は、学年総合成績五番以下に落ちたことが無く、 その身体能力は、体育祭・球技大会で花形となり、 その性格は、あくまで大人しく、控え目で、自発的に目立つ事をよしとはせず、 その雰囲気は、公卿の末裔に相応しく、所作の一つ一つに匂うような気品があり、 その器用さは、ピアノの全国コンクールで入賞したほどであり、 その要領よさは、それほどの完璧な自分でありながら、クラス内に一人の敵をも作る事は無い。 無論、喜十郎としても、そんな可苗がキライというわけではない。 むしろ、出来過ぎの妹として、何度も鼻高々な思いをした事もあるし、彼女自身よく気の回る、いい妹であった。そんな彼の実妹への評価は、基本的に今でも変わらない。 ――ただ、恐いだけだ。 何もかも完璧にこなす美貌の妹。 だが、いつからだろう。日常生活に於いて、彼女からの目線を常に感じるようになったのは。 ただの視線ではない。 暗く、濃く、重く、深い、粘液質な視線。 それを家にいる間中、喜十郎は常に感じるようになった。 やがて下着やTシャツが無くなり、携帯のデータが覗かれ、弁当に異様な唾液臭を感じるようになった時、喜十郎は初めて気付いた。 かつてクラスの女子が言っていた、自分の父親への愚痴。 『いや、だってぇ、あたしの事マジキモい目で見るんだよ、うちのオヤジィ。もう、死ねって言うか、死んでいいよって言うか、頼むから死んで下さいって言うかさぁ。とにかく実の娘に、あのキモいオヤジ目線はねえだろっていうかぁ……(繰り返し)』 351 淫獣の群れ(その6) sage 2007/10/15(月) 04 08 51 ID D8b/QqQN ――あの、クラスの女子が言ってたのは、まさしくコレのことなんだ……。 性欲混じりの、暗く重い、他者のまなざし。 最初、彼は信じられなかった。 あの可苗が……あの、何でも出来る可愛い妹の可苗が……!? いくら何でも、そんなまさか? だが、喜十郎が期せずして目撃した光景が、それまでの疑惑を全て裏付けてしまう。 「お兄ちゃん……お兄ちゃん……お兄ちゃん……お兄ちゃん……」 そう念仏のように呟きながら、手にしたアイスピックで、飼い猫のヴァニラ(そう、我が家は団地住まいのクセに猫を飼っていた)を、穴だらけにして殺していた、あの光景。 ヴァニラは泣き叫べないように口に猿ぐつわ代わりのハンカチをかまされ、素早く逃げられないように後ろ足をズタズタにされ、それでも不十分だと思ったのか、ヴァニラは首からTシャツを被せられ、ロクに動けなくされていた。 そのシャツは――無くなったはずの喜十郎の白無地のTシャツだった。 その目は血走り、その口元は歪んだ笑みが張り付き、その右手に握ったアイスピックには一分の躊躇いすらなく、その左手は――フリル付きスカートの中に潜り込んで、湿った音を響かせていた。 「お兄ちゃん……お兄ちゃん……お兄ちゃん……お兄ちゃん……お兄ちゃん……」 そう、唱えながら。 そして白無地のシャツが、ピックの刺し傷で紅に染まった頃、可苗はヴァニラの首をフローリングに押し付け、 「――あああっ、お兄ちゃぁぁんっっ!!」 そう叫んで、へし折った。 その当時、彼は未だに童貞だったが、素人目に見ても、彼女がエクスタシーを迎えたのが分かった。 そして、喜十郎は、自分が理解したと思っていた事が、全く違うという事実に気が付いた。 ただの性欲ではなかったのだ。 殺意すら混じった所有欲。 キモウトなんて生やさしいもんじゃない。このままじゃ、いつか必ず殺される。 それは確信だった。 本能が告げる身の危険だった。 ――この家を出よう。 喜十郎が心に誓ったのは、このときだった。 その彼が、その妹を伴い、家に帰る。 もはや二度と帰ることは無い、そう思って後にした、かつての我が家に。
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梓の自室 朝5時。 帰宅してからずっと眠り続けていた梓が目を覚ました。 梓「……やっぱりついてる」 ソレは消えていなかった。 梓(一端整理しよう) 梓(唯先輩は……たぶん私のことが好きなのかもしれない) 梓(女の子同士の恋愛……アリかな?) 起き上がり、カーテンを開けて窓の外を見た。 まだ日が昇っておらず、深い闇空が広がっている。 梓(そもそも。そもそも私は先輩のこと、どう思ってるんだろう?) またベッドに寝転がり、枕に顔をうずめた。 梓(唯先輩……。マイペースで、馴れ馴れしくて、ちょっと抜けてる人) 梓(ギターの練習はあまりしようとしない。そう思ってたけど、実は一生懸命練習してる) 寝返りを打って、天井を見つめた。 梓(唯先輩。優しくて、あったかくて、笑顔が素敵。まるで太陽みたい) そっと目を閉じた。 梓(先輩につい辛くあたっちゃうのは、素直になれないから。本当は嬉しいのに) 胸に手をあてた。 梓(一緒にお茶したり、一緒に演奏したり。そう、一緒に居るだけで、凄く楽しい) そして、目を見開いた。 梓(……ああ、そっか。私、先輩のことが好きなんだ) ようやく得心の行った梓は晴々した気持ちだった。 窓の外では、いつの間にかさんさんと輝く朝日が昇っている。 梓「うん?」 気が付くと、携帯電話に1件のメールが送られていた。 送り主は、唯だ。 梓「唯先輩? 何だろう?」 『あずにゃん、話したいことがあるの。もし聞いてくれるなら、明日のお昼休みに屋上に来てね 唯』 梓「先輩……」 唯が何を話したいのかは分からない。 しかし、その場で自分の気持ちを伝えよう。 そう決心する梓だった。 昼休み、屋上 梓は屋上に居た。 真っ青な空、つがいの雀が自由自在に羽ばたいている。 そして、一陣の風。 梓の瞳は、唯の後姿を真っ直ぐに捉えていた。 気配に気づいた唯は、振り返らずに語り始める。 唯「よかった。あずにゃん、来てくれたんだ」 梓「先輩……」 唯「あのね、聞いてほしいことがあるの」 梓「はい……」 唯「このままで話させて。途中で聞くの嫌になったら、黙って帰ってもいいから……」 梓は、今唯はどのような表情を浮かべているのか想像した。 いつものようにニコニコしているのか、それとも憂いを帯びた表情か。 唯「最初に謝っておくね。いきなりあんなことしてごめんね。驚いちゃったよね」 梓「そんなことっ、そんなことないです! 私だって!」 唯「えへへ、あずにゃんはほんとに優しくて、いい子だなー。だから好きになっちゃったのかな」 梓「!」 唯「あは、言っちゃた」 梓「……」 唯「あずにゃんはちょっぴり頑固だけど、優しい子。私にギターを教えてくれる時もそう、真剣に、丁寧に、優しく教えてくれる」 梓「……」 唯「この4月からあずにゃんと一緒に部活していくうちに、どんどん惹かれていった」 唯「今ではね、あずにゃんの側にいるとドキドキが止まらないの」 梓(先輩……) 唯「それが恋なんだって気づいたのは、最近になってようやく」 唯は一息ついて、少しだけ腹に力を入れて言った。 唯「もう1回言うね。私はあずにゃんのことが好き! 大好き!」 唯「それでね、もしあずにゃんがよかったら、恋人として付き合って下さい!」 唯の透き通った声が真っ青な空へとけていく。 梓はただただ嬉しかった。 唯も自分を好いてくれていることが、自分が唯を好いているのと同じように。 もう答えはとっくに決まっている、だけどどんな言葉で答えよう? 色とりどりの言葉が頭をよぎっては消え、よぎっては消えていった。 そして、結局思い至ったのはごくシンプルな一つの行動―― ぎゅっ 唯「あずにゃん……」 唯を黙って背中から抱きしめることだった。 梓「私もあの後色々なこと考えていたんです。先輩は私のことどう思ってるのかな、そして私は先輩のことどう思ってるのかなって」 唯「うん……」 梓「ちょっと時間はかかりましたけど、結論は出ました。それを伝えようと思って、私はここに来たんです」 唯「……」 梓「単刀直入に言います。私は、いえ、私も唯先輩のことが好きです。こんな私でよければ、先輩の恋人にしてください」 唯「あず……にゃん……」 梓「だから、できたらこれからもずっと一緒に居てください」 そう言うやいなや、梓は唯を正面に振り向かせた。 唯の目は少し潤んでいる。 梓は背伸びをして、無言で唯にキスをした。 唯「んっ……」 実時間にすれば数十秒程度だろう。 しかし、2人にはそれが永遠に続くかと思われた。 梓「……んっ。先輩……」 唯「あずにゃん! あずにゃん大好き!」 唯は梓を強く抱きしめ、頬と頬を擦り合わせる。 梓「もう先輩ったら……。でも、恋人だから許してあげます」 唯「あずにゃん!」 梓「は、はい!」 唯「先輩じゃなくて、唯。二人っきりの時は唯って呼んで欲しいなー」 梓「……唯」 唯「もう1回!」 梓「唯!」 唯「もう1回!」 梓「唯!」 唯「もう1回!」 梓「いい加減にしてください!」 2人の笑い声が空へ消えていった。 放課後、音楽室 唯「りっちゃん、澪ちゃん! 昨日は相談に乗ってくれてありがとう!」 律「あ、ああ。お安い御用だよ」 澪「お前は何もしてないだろ……。で、どうなったんだ?」 唯「うん、大成功! 付き合ってくれるって!」 ガシャンと軽快な音が音楽室に響いた。 紬が自分のティーカップを床に落とした音だ。 紬は小刻みにプルプルと震えている。 紬「唯ちゃん。相手はどんな殿方なの?」 唯「ほえ、とのがた?」 紬「ああ、こんなあどけない唯ちゃんを毒牙にかけるなんて。どんな野郎なのかしら」 唯「やろう? 男じゃないよ、あずにゃんだよー」 梓「えへへ」 梓はもじもじしている。 音楽室に一瞬の静寂が訪れた。 そして―― 律「なにぃぃぃぃ!」 澪「梓だって!」 紬「えっ、あずさ……ちゃんと? なんて素晴らしいの……」 バタリ 澪「またムギが倒れたぞ!」 律「ムギぃぃッ! でもなんか幸せそうな顔してるな」 数十分後 律と澪は協力して、倒れた紬を保健室に運んだ。 今部室には、唯、梓、律、澪の4人である。 律「唯の好きな人って梓だったのか……」 唯「えへへ、うん」 澪「で、付き合い始めたのか?」 梓「はいっ」 律「そっか、お幸せにな」 澪「ラブラブなのはいいけど、部活を疎かにしないように」 梓「大丈夫です! 私が引っ張っていきますから!」 唯「お、お手柔らかにね」 部活終了後 唯「じゃあみんな、またね!」 梓「お疲れ様でした」 唯「あずにゃん、手つないで帰ろー」 梓「はい! 先輩の手あったかいなぁ」 唯「あずにゃん?」 梓「あっ。……唯の手あったかい」 唯「よくできましたー」 梓「ねえ、ゆ、唯。今度の土曜日に2人でどこか遊びに行きませんか?」 唯「それってデート?」 梓「そうとも言います」 唯「行く行く、楽しみだなー」 一組のバカップルが帰っていた。 後に残されたのは律と澪。 2人は無表情でその姿を見つめている。 律「なんかおいてけぼりだな」 澪「……」 律「なぁ、澪」 澪「……なんだ?」 律「キス、しよっか?」 澪「寝言は寝てから言え!」 土曜日の午後 人の賑わうアーケード商店街の南口、梓は待ちぼうけをくらっていた。 梓「……遅い」 人ごみの中で一人。 待ち合わせの時間はとうに過ぎている。 更に待つこと数分、ようやく唯が現れた。 唯「ごめーん、あずにゃーん」 梓「もう! 遅いです!」 梓はジト目で唯を見つめる。 唯「ごめんごめん、道が渋滞でバスが遅れたんだ」 梓「むぅ、それじゃ仕方ないですね。許してあげます。さ、行きましょう」 商店街を数分歩くと、少し開けた場所に出た。 梓はそこでクレープを2つ買い、1つ唯に手渡した。 梓のはバナナ、唯のはイチゴである。 唯「ありがとー、あずにゃん。はい、あーん」 梓「こんな人の多いところではちょっと……」 唯「気にしなーい気にしなーい」 梓は顔を赤らめながらも、口を小さく開けて唯のクレープにかじりついた。 梓「はむはむ、……おいひい」 唯「うんうん。あーん」 唯がおもむろに口を開けて、梓にアピールをし出した。 それを見た梓はやれやれと肩をすくめ、自分のクレープを唯の口へ持っていった。 パクッ! クレープが口元に着た瞬間、唯は一層大きく口を開けた。 そして、ガブリとクレープにかぶりつく。 梓「ちょっ! 食べすぎです!」 唯「おいしいねー」 唯は能天気な笑顔で梓のクレープを味わっている。 それを見た梓は、わなわなと震えだし、ある一つの行動に出た。 梓「もう! 仕返しです!」 唯「ほえっ。ああっ!」 梓は口を全開まで開き、唯のクレープを噛みちぎった。 幸せそうにもぐもぐしている。 唯「あ、あずにゃんもやるようになったね……」 その後、2人はウィンドウショッピングを楽しみ、喫茶店でお茶をした。 それから更に歩くこと10分程度、2人は街を縦に流れる川のほとりに来ていた。 夕暮れの陽が空を赤く染める。 周辺には、同じようなカップルが数組見受けられる。 唯「楽しかったねー」 梓「すっごく楽しかったです。でもデートってこんな感じでよかったんでしょうか?」 唯「細かいことは気にしない! 楽しかったからそれでOKだよ」 梓「そっか。そうですよね」 唯「でね、あずにゃん。今日は憂も用事で帰ってこなくて、私1人なんだ」 梓「それって……」 唯「もしよかったら……」 唯も梓も、夕日に負けないほどに顔が真っ赤になっていた。 唯の部屋 唯は今シャワーを浴びている。 先にシャワーを浴びた梓はバスタオル一枚で唯の部屋のベットに腰かけていた。 梓(またあんなことしちゃうんだ……) そう思うと、ドキドキが止まらない。 待つこと10分、唯がバスタオル一枚で現れた。 お風呂上りの唯はとても色っぽい。 唯「お待たせー」 唯は梓の横に腰かけた。 唯「えへへ、じゃあしよっか?」 梓「はい……」 梓は唯に口づけをした。 唯の唇の柔らかい感触が広がる。 すると、唇を割って唯の舌が口内に侵入してきた。 梓「んあっ」 唯の舌は梓のと絡みつき、口内を舐め回して吸いついてくる。 そして、股間に唯の手が伸びた。 ギンギンに反り勃ったソレを、唯が優しく撫でまわす。 唯「んふぅっ……あんっ」 梓は負けじと唯の胸を愛撫しだした。 唯の胸のサイズは小さめだが、揉みごたえがある。 そして、胸の頂点にあるピンク色の突起。 それをピンと弾くと、 唯「んあっ」 唯の口から甘い喘ぎ声が漏れた。 梓は唇を離し、おねだりをした。 梓「あの……。またフェラを……」 唯「して欲しいの? うーん、そうだ。一緒に気持ちよくなろうよー」 梓「一緒に……?」 唯「うん、こうやるの」 唯は梓を仰向けに寝かし、いわゆるシックスナインの体勢になるよう覆いかぶさった。 そして、唯は梓のソレを口に含んだ。 目の前には唯のアソコ、そして自分のソレが温かくて、柔らかいものに包まれている。 これだけで梓は射精しそうだった。 梓「はうっ……」 唯の舌が亀頭に絡み、チロチロと舐めてくる。 梓はあまりの快感に、淫らな声を上げる。 そして、裏筋を舐められた瞬間、ピクッっと体を震わせた。 唯「どう、あずにゃん。気持ちいい?」 梓「すっごく、気持ちい、あんっ……」 唯「でも、あずにゃんばっかり気持ちよくなってズルい私のも舐めて」 梓が指でアソコを広げて舐め始めると、唯は甘い嬌声を上げ始めた。 梓「ろうれふか?」 唯「うん、いいよ……」 しばらくの間、お互いの性器を愛撫し続ける。 唯の秘部からは愛液がじゅぶじゅぶと溢れ出し、梓の顔を濡らしていった。 唯はソレを強く吸い上げた。 そして、唯の頭が上下に動き、強烈な刺激が与えられる。 梓は遂に限界を迎えた。 梓「あっ、ああっ……」 ドピュッ、ドピュッ! 濃い白濁色のスペルマが唯の口に放出された。 射精が終わるまで、梓は快感に酔いしれていた。 唯「んっ、んっ、んんっ……。ふぅ、今度は全部飲めたよ」 梓「唯……」 唯「でも私まだイってないから、舐めて」 唯はM字に股を開き、梓にそう促した。 梓はバター犬のようにペロペロと舐め出す。 クリトリスを重点的に、秘部全体に満遍なく刺激を与える。 唯「はあっ、んあっ……いいよ、そう……」 梓はジュウッと一気に吸い出す。 唯「あんっ、あっ、ダメ……イっちゃうぅうっ!」 唯の膣がひくひく痙攣を起こした。 梓の顔は愛液でびしょびしょである。 唯「えへへ、イっちゃった」 梓「イクとき可愛かったです」 唯「もう、あずにゃんったら……」 そして、唯は思い出したかのように告げた。 唯「そうだ、良いものがあるんだけど」 梓「いいもの?」 唯「うん、これ!」 それはペニスバンドだった。 サイズは少し小さめ、梓のソレが勃起した際のサイズとほぼ同じである。 梓「ど、どうしたんですかそれ……」 唯「さわちゃん先生に借りたんだー」 梓「あの人は本当に教師ですか……」 唯「それでね、私、あずにゃんのこっちの初めて欲しいな」 唯は梓の女性器をさすった。 梓はピクンと体を震わせる。 唯「ダメ……かな?」 梓「ダメじゃないです! 私、唯にもらって欲しい……」 唯「あずにゃん……。できるだけ優しくするからね」 梓「はい……」 唯はペニスバンドを装着し、梓の秘所にズブズブと埋めていった。 梓のアソコはやはり小さい。 なかなか入りきらず、梓の顔に苦悶の色が浮かぶ。 梓「痛い……っ」 唯「だ、大丈夫?」 梓「だ、大丈夫。私、頑張ります」 痛いけれど、唯が自分に始めてをくれたように、自分も唯に初めてをあげたい。 その一心であった。 唯「……分かった。いくね」 4
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登録日:2011/07/11(月) 18 51 18 更新日:2023/06/20 Tue 12 15 55NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 TADANO クレーン クレーン城島 クレーン車 マクレーン ロマン 作業機械 力のモーメント 工事現場 意外とすぐ倒れる 機械 氷竜 クレーン(crane)とは主に建築の工事現場や、 港湾に見られる荷を動力により吊り上げ、それを水平に移動させることのできる作業機械である。 名称の由来は、本体から伸びたブーム(ジブとも言う)が鶴の首のように見られることから、鶴の英語名称のcraneと呼ばれるようになった。 ●クレーンの種類 1.固定式クレーン 読んで字のごとく、固定された敷地から移動しないクレーン。 タワークレーン 高層建築の現場でよく見られるタイプ。 規模や方式によって、ビルマンクレーンやクライミングクレーンとも呼ばれる。 トンボクレーン 建築の資材置き場やあまり高層ではない建築現場で見られるタイプ。 特徴として水平にブームがついていて、そこを吊り上げ装置が自走する。 最近ではあまり見かけられなくなっている。 デリッククレーン 主に港湾で使用されているタイプ。 形式としてはマストと呼ばれる垂直の柱を立て、 その先端からブームの先端をワイヤーで繋ぎ、ブームを上下させる構造をしている。 「クレーン」として一つの機械に纏まっておらず、ブームとワイヤー、そしてそれを巻き上げるウインチが独立しているのが特徴的。 軍艦等の水上偵察機を引き揚げる装置としてよく使用されていた。 ガントリークレーン/門形クレーン 港湾、資材置き場、工場等でよく見られるタイプ。 外見が漢字の「門」の字のように見えるので、門形と呼ばれる。 両端にレールを設置して、その上を直線的に移動。 本体上部の吊り上げ装置がレールに対し直角に移動して作業を行う。 橋型クレーンとも言う。 天井クレーン 主に工場で見られるタイプ。 門形クレーンを建物の天井に貼り付けたもの。 2.移動式クレーン 自走して敷地外に移動可能なクレーン。 街中を走ってるのもコレ。 クローラークレーン 本体に取り付けられたクローラー(キャタピラ)により自走可能なタイプ。 割と初期の高層建築現場で見ることができる。 移動式に分類されるが道路交通法上、公道は走行できない。 ラフテレーンクレーン 通称ラフター。 本体に巨大なタイヤをつけた自走可能なタイプ。 街中をよく走ってるのもコレ。 『勇者警察ジェイデッカー』のマクレーンや『轟轟戦隊ボウケンジャー』のゴーゴークレーンなど、アニメや特撮にもよく登場する。 オルテレーンクレーン 上記ラフターより更に巨大な自走クレーン。 日本では道交法の規制により、公道を走行するには旋回体や錘を外さねばならなかったり、特殊車両通行許可証が必要となる。 また公道を走る為に必要な免許は大型である。 ターミネーター3のカーチェイスシーンでT-Xが操縦していたのはこれ。 トラッククレーン トラックの荷台にクレーン本体を設置したタイプ。 トラックの運転台とクレーンの運転台が分かれているのが特徴。 古河ユニック社の「ユニック」が代表格なので、他社製品だろうが現場では「ユニック」と呼ぶ。 カニクレーン クローラークレーンを小型化したようなタイプ。 名前はカニだが見た目はクモ。 ロボアニメかゲームのやられ役メカの様な雰囲気を持つ。 ショベルカー 本来クレーンではないが、ハイパワーなアームを持つため簡易的な小柄クレーンとして使用される事がある。 メーカーとしてもその運用は織り込み済みなのか、バケットに荷物やワイヤーを引っ搔けるためのフックが備わっている。 あくまでクレーンとしての運用は副産物的なものなのでクレーン程のパワーは無く、アウトリガーも錘も無いため吊り上げられる重量は大きくない。 ●クレーンによる事故 時々ではあるがクレーンが倒れる事故が報道されることがある。 素人には理由が解らないだろうが、実はクレーンは物凄く倒れ安い。 これは天秤の原理を利用して荷物を吊り上げている為、少しでもバランスが崩れると簡単に倒れてしまう。 クレーンにはそれぞれ最大吊り上げ加重が設定され、その数値がクレーンの名称として使われている(最大吊り上げ加重が25tなら25クレーン)。 この最大吊り上げ加重は、ブームを全く伸ばしていない状態で吊り上げることが可能な重量であって、 ブームを伸ばせば伸ばすほど減って行く。 これを勘違いして、25ならどこまでも25t吊り上げれるだろうと指示を出し、結果クレーンが倒れる事になる。 もちろんこういった事故防止の為、安全装置はついているのだが、 時々いるガンコな人が「いいからやれ」「大丈夫だからやれ」「倒れたら責任持つ」など強要して、 いくら断っても聞かない為、ワザと倒す場合もあったりする。 こういった技術者はもぐりで三流以下であり、犯罪者と同等な人間と言っても差し支えない。 技術者とは人の為に尽くす者であるので、技術者倫理が備わっていればほぼ確実に上記のような事故は防げるはずである。 強要などは技術者として犯罪行為同等である。 尚、報道されるものは規模が大きかったり、周りに被害が出たものだけで実はよく倒れている。 追記・修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] FF6ではボスに。帯電・耐熱・放熱 放電機能の他、鉄球を落としてきたり、足場を揺らして攻撃する。 -- 名無しさん (2017-02-28 22 30 32) 倒れなくても、荷物がずり落ちたり可動範囲内で人と荷物がぶつかったりして大怪我や死亡事故につながる。ゆっくり動いてるからと油断して300kgの荷に近付いて肋骨全部折るとか、50kgぽっちなら平気だろうと油断して安全靴の上から足が潰れたりする。他にも、パワーあるだけあって結構な電力を使うので古いクレーンから感電死したという事例もあるそうだ。身近だけど重機の中でも危険な部類。 -- 名無しさん (2020-05-25 12 04 43) 名前 コメント